メリッサ（レモンバーム）:アロマテラピー購入精油辞典

• 精油名 ：メリッサ（レモンバーム）（Melissa）
• 学名 ：Melissa officinalis
• 科名 ：しそ科
• ノート ：トップノート〜ミドルノートベースノート
• 抽出部位 ：花・葉
• 抽出方法 ：水蒸気蒸留法
• 香りの特徴 ：甘いレモンのような香り
• 相性のよい精油：カモミール、ゼラニウム、ジャスミン、ラベンダー、マジョラム、ローズ、ローズマリーなど

「メリッサ（レモンバーム）」は、花・葉水蒸気蒸留法で抽出したエッセンシャルオイル（精油）です。

メリッサとは、ギリシャ語で「ミツバチ」という意味です。 ミツバチが蜜を求めて、この花によく群がるため、メリッサという名前が付けられました。

別名のレモンバームはレモン風のフレッシュな香りがすることからきています。

メリッサには気持ちを落ち着かせてくれ、心を明るくさせてくれる働きもあります。 強い精神的ショックや悲しみ、トラウマなどで気持ちが落ち込んだ時、元気を出させてくれます。

また不眠症や頭痛、消化器系や呼吸器系のトラブルにも有用です。 また、生理のリズムを正常化し、生理不順や生理痛などに効果があります。

ほかにも、切り傷などによる出血をとめるはたらきや脂っぽい髪をきれいにし、脱毛を防ぐともいわれています。

メリッサ(レモンバーム)は、数あるエッセンシャルオイル（精油）の中でも最も高価なものの一つです。

メリッサの植物中には水分が多く、精油分の含有量がとても少なく、100%のメリッサの精油（エッセンシャルオイル）は大変高価なものになります。

ですので、香りの似た レモン、レモングラス、シトロネラなどと混ぜて安めの価格で売られていることの多い精油です。

【注意点】
肌に対して刺激になる場合があるので、1%以下の低濃度で使用してください。